やめること

「やめる」「止める」「辞める」

この言葉を見ると、なんとなくマイナスなイメージを感じる。

最近、嫁さんのお父さんが55歳まで働いた会社を退職した。
会社の甘い体質のせいで、努力家のお父さんばかりが忙しく働き、そのおかげで体調も崩しがちになってきたからだ。
人は「定年まであと5年なのに」と言うかもしれないが、お父さんの選択は正しかったと僕は思う。

人間には、誰にも平等に時間という有限なものが与えられている。
「やめる」ことで得られる時間という資源は、非常に貴重なものだ。

自分の身の回りに「やめる」ことのできる事はないかと積極的に考えることで、「やめる」は決してマイナスの言葉ではなくなるのではないだろうか。